セイコーマチック 6218C
金張ケースに日付、曜日がそれぞれ3時、6時位置に配された諏訪工場製の自動巻腕時計です。
華やかさと渋さを感じる大人なデザインです。
1966年頃のモデルで、準高級品として発売されていました。
このモデルに搭載されているキャリバー「6218C」には非常に高い精度の歩度調整が容易にできるようになった微動緩急調整装置が組み込まれました。
この装置は「グランドセイコー」等にも搭載されている装置で、ほぼ同等の装置が搭載されていることからセイコーの自動巻腕時計を高い精度で追い込んでいく姿勢が感じられます。
金のドルフィンハンドとインデックス、セイコーロゴにシルバー系の放射線状に反射する文字盤の組み合わせが上品で爽やかなデザインになっております。
また、リューズもケースに埋め込まれたような形状ですので全体的にスッキリした印象です。
自動巻の腕時計になりますので、手巻式よりも手間がかからず、普段使いがしやすいアンティーク時計です。
宜しくお願い致します。

　【コンディション】
ケースは全体的に小傷がございますが、ケースが痩せてしまわないよう慎重に磨いております。
2020年6月に動作チェック済。

　　１．自動巻ムーブメント Cal.6218C 35石